2023年のプロ野球ドラフトで注目される一人、専修大学のエース・西舘昂汰選手。
彼の中学時代からの輝かしい経歴、持ち前の投球スタイル、そして多くのプロ球団からの評価について、詳しく掘り下げてみました。
西舘選手のこれまでの足跡と、今後のブレイクが期待されるその才能に迫ります。
プロフィール
- 名前: 西舘昂汰 (にしだてこうた)
- 生年月日: 2001年度生まれ
- 身長/体重: 188cm / 92kg
- 投打: 右投右打
- ポジション: 投手
- 所属: 専修大学
西舘昂汰の経歴
中学時代
- 二日市ボーイズに所属し、ボーイズ全国大会も経験しています。
高校時代
高校2年
- 2年生の秋から背番号10でベンチ入りし、九州大会では、4勝0敗、27回3失点の活躍で創部以来初優勝を達成しています。
高校3年
- 3年生時は、センバツ高校野球でベスト8、 夏の甲子園では2回戦進出を果しています。
大学時代
大学1年
- 1年生の秋からベンチ入りし、主にリリーフとしてリーグ戦登板を経験しています。
大学2年
- 秋の東農大2回戦で初勝利を記録。
大学3年
- 3年時秋の2部戦から先発として活躍し、3勝0敗、防1.72で最優秀投手賞を受賞しています。
- 5季で20試合(先7)、計64イニングを投げ、通算5勝無敗、38K、防御率2.39の実績を残しました。
- 東都大学野球連盟2部選抜チーム, 日米大学野球選手権日本代表選考合宿のメンバーにも選出されています。
大学4年
- 4年生時も変わらず好投を続けており、東洋大学を相手に完封、最速152キロを計測しました。
主な戦績と評価
西舘昂汰選手は、東都大学野球2部に在籍し、3年時から主に先発ピッチャーとして活躍しています。
2022年の春季リーグから2023年の秋季リーグにかけて、数々の試合でスタメン出場を果たし、その多くでは中盤まで持ちこたえるなど、持久力に優れたプレーを見せています。
特に秋季リーグの第2週での国士舘大戦では9回を投げ切り、被安打7に対して奪三振8、自責点2という素晴らしい成績を残しました。
また、2023年の春季リーグでは東洋大学との試合で9回を無失点で締めるなど、プレッシャーの中でも安定したピッチングを披露しています。
選手としての特徴・プレースタイル
西舘昂汰選手の最高球速は152kmを記録しており、さらにスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを投げ、変化球には安定感があります。
特に、真っすぐの投げ分け能力には高い評価があり、多くのスカウトから上位候補としての評価を受けています。
西舘昂汰の進路とドラフト情報
スカウトからの評価は?
ヤクルト・小川淳司GM|23/10/9
引用元:https://draft-repo.com/blog-entry-4338.html
「一番は馬力。真っすぐに力があり、ある程度コントロールができて投げ分けができている」
西武・渡辺久信球団本部GM|23/10/9
「スケールが大きいし、真っすぐのコントロールがいい。評価は変わりようのない素晴らしい投手。上位の評価でしょうね」
ソフトバンク・福山龍太郎アマスカウトチーフ|23/10/9
「高校から見ているがボリュームアップし、素材感が上回る選手。これだけ好投手が多い年で、どこも即戦力が欲しい。高い順位で挙がるんじゃないかな」
DeNA・河原スカウティングディレクター|23/10/4
「出力が高くて、力を入れればスピードも速い。伸びしろがある」
「馬力がある。くせ球の真っすぐが相手にはイヤらしい。上位候補。いい順位でかかる」
「いい馬力をしている。出力も高い」
DeNA・河野スカウト|23/9/12
「非常にタフ。投球の幅も広いし、総合力が高い」
セ・リーグ球団スカウト|23/9/11
「非常にタフ。フォークも良いものをもっているし、総合力が高い投手」
ロッテ・榎ディレクター|23/9/5
「西舘は、この次、見ないと」
ヤクルト・小川GM|23/9/5
「真っすぐの投げ分けが出来ていてすばらしい球を投げている」
西武・潮崎編成グループディレクター|23/9/5
「エンジンが大きいから伸びしろも感じる。体が大きくて150キロ位投げられて両サイドにきっちり投げられることができる。魅力的なピッチャーです」
- ソフトバンク: 「高校から見ているがボリュームアップし、素材感が上回る選手。これだけ好投手が多い年で、どこも即戦力が欲しい。高い順位で挙がるんじゃないかな」とのコメントがあります。
- 西武: 「スケールが大きいし、真っすぐのコントロールがいい。評価は変わりようのない素晴らしい投手。上位の評価でしょうね」との声が上がっています。
- ヤクルト: 「一番は馬力。真っすぐに力があり、ある程度コントロールができて投げ分けができている」と評価されています。
進路はどこ?ドラフトの可能性や指名される球団は?
西舘昂汰選手は、2023年のプロ野球ドラフトでの上位指名が期待されています。
ソフトバンク、西武、ヤクルトなど、複数の球団からリストアップされており、現時点のまとまりだけでなく、その伸びしろも含めてスカウトからの評価が高いようです。
ドラフト1位、少なくとも2巡目までには指名される可能性が高いと考えています。
まとめ
西舘昂汰選手は、中学から大学までの野球経歴を通じて、持久力と変化球の安定感を持った投手として成長してきました。
2023年のプロ野球ドラフトでは、多くの球団からの注目を浴びており、上位指名が期待されています。
彼の今後の活躍に大いに期待が寄せられています。
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